5/17(土)、ロッカーズの名物イベント(?)、Tag Partyが開催されました!
Tag Partyとは?
バーバーショップでは、曲の最後の部分を"Tag(タグ)"と呼び、Tagだけを歌って手っ取り早くバーバーショップサウンドを楽しむ文化があります。大体は↓の動画のように聴衆に向けた演奏ではなく、歌い手自身がハモりを楽しむことがメインです。
このTagというのが、めっっっちゃくちゃ便利でして、例えば、「憧れのバーバーショッパーと一緒に歌いたいけど1曲丸々はハードルが高い…」というときに、Tagをいくつか覚えておけば、気軽に共演できちゃいます。また、ちょっとした空き時間に気軽にハモるのにも最適です。短いものだと4小節程度のTagもあるので、初心者でも短時間で覚えて一緒に歌えてしまうのです。
そんなわけで、ロッカーズのリハーサル中でも、休憩時間に誰かが「ヘイ!Tag歌おうぜ!」と声をかければ、わらわらと人が集まり、曲全体を知ってなかろうがその場で音を覚えて四声でハモりだす。そんな光景が当たり前になっています。
そしてロッカーズでは、音出しOK、飲食物持ち込みOKのレンタルスペースを借り、不定期にTag Partyを開催しています。
すなわち、ロッカーズのTag Partyとは「大好きなTagを思う存分歌いたい!」「ハーモニーが鳴り響く中で仲間と語り合いたい!」「自由に飲み食いしながらバーバーショップに浸りたい!」という世界中のバーバーショッパーの夢を叶えるエキサイティングでファンタスティックなイベントなのです。
Tagが繋ぐバーバーショッパーの絆
今回のTag Partyは、上野のレンタルスペースを借りて、ゲスト2名を含む15人で開催されました!
入室するや否やすぐさま鳴り響くハーモニー。歌いたい!という情熱が冷めないうちにすぐ歌えるのはTagの大きな魅力ですね。
時間いっぱい使って次から次へとTagを歌い続けたり、仲間の歌声を聴きながらグラスを傾けたり、普段なかなか交流できないメンバーと冗談を言い合ったり…参加者全員が思い思いの時間を過ごしていました。
音楽をやっている方なら経験があるかもしれませんが、一緒に歌声を重ねた者同士には、友達とも家族とも少し違う、独特の信頼関係が生まれるような気がします。たっぷりとTagを歌って、満足気な表情で帰路に就くメンバーを見て、そんなことをより強く感じました。
その後、一部メンバーのおぼつかない足元を見て「満足気な理由は音楽だけではないかも?」と思ったことも包み隠さず付記しておきますが。
Tag仲間募集中!
ロッカーズでは、一緒にTagを歌う仲間、もといバーバーショップを歌う新メンバーを募集しています。ちょっとでも興味がある方は気軽に練習を覗きに来てください。
知らないコミュニティに一人で飛び込んだときに不安と緊張でどう振舞えばよいか分からないという方もいると思いますが(私がまさにそうです)、困ったら「ヘイ!Tag歌おうぜ!」で大丈夫です。
その後のことはTagがなんとかしてくれますよ。
最後に、今回歌ったTagのタイトルをほんの一部だけ紹介します。これを覚えて見学にきたら、すぐに一緒に歌えるかも?
No More Wine / Back In My Hometown / Little Bird / She Stole My Heart Away / A Million Stars